ジタルヘルス新着特許リスト(2020.12.11-2020.12.4)

デジタルヘルス技術に関連して、最近一週間に日本で公開された特許出願のリストを本ブログで毎週公開しています。(無料)

大変申し訳ございませんが、前の週は更新できませんでしたので、今回は二週分まとめて公開します。(12月11日~12月24日)

調査データベース:J-PlatPat

下記「ダウンロード」ボタンをクリックすると、PDFファイルをダウンロードできます。PDFファイル内の「文献番号」のリンクを開くと、J-PlatPatで詳細な内容を確認できます

ご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい

デジタルヘルス新着特許リスト(2020.12.04-2020.12.10)

デジタルヘルス技術に関連して、最近一週間に日本で公開された特許出願のリストを本ブログで毎週公開しています。(無料)

今週は第6回です。(12月4日~12月10日)

調査データベース:J-PlatPat

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デジタルヘルス新着特許リスト(2020.11.27-2020.12.03)

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今週は第5回です。(11月27日~12月3日)

調査データベース:J-PlatPat

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【コメント】

今回の新着公報の中に、下記の4件の公開公報がありました。

ゲームプログラム、方法、情報処理装置 (出願人:株式会社ポケモン)

株式会社ポケモン(以下、ポケモン社)は、任天堂の関連会社で、ポケットモンスターのプロデュースおよび関連キャラクターグッズの販売等を行う会社です。

今回の特許出願は、いずれも睡眠をテーマにしたゲームプログラムに関連するものです。

昨年5月29日にポケモン社は、「ポケモン事業戦略発表会」で睡眠をテーマにした新ゲームの開発を発表しています。

「ポケモン事業戦略発表会」について  (2019年5月29日)

【発表概要】(抜粋)
・ポケモンが「睡眠」をエンターテイメントに変える

上記リンク先からアクセスすることができる事業戦略発表会のYouTube動画の20分くらいから睡眠をテーマにした新ゲームの説明があります。

リリース予定は2020年とのことでしたが、今年もあと1ヶ月を切りましたので、何らかの事情で開発が遅れているのかもしれません。

今回の新着公報の出願日は2019年5月27日で、事業戦略発表会の二日前ですので、技術的には特許公開公報に記載の技術が関係しているのではないかと思われます。

最近はコロナ禍のストレスで睡眠障害に悩んでいる方も多いというニュースもありますので、今後の動向に期待ですね。

デジタルヘルスの検索キーワードの探し方

本日は、デジタルヘルスの特許調査で検索に使うキーワードを探す方法(裏技?)を一つご紹介したいと思います。

今回は事例として、遠隔診療(Telemedicine)用の聴診器(Stethoscope)について、遠隔診療についての関連キーワードをできるだけ集めて見たいと思います。

1. まずGoogle先生に聞いてみる

これは、比喩的な意味ではなく、本当にGoogleに『質問』してみるのです。

まず、Googleの検索サイトを開いてみてください。(https://www.google.com/

開いたら、検索ボックスに、下の質問を入れて検索してみます。

 Which patent  relate to  stethoscope for telemedicine? site:patents.google.com

質問としては、「どの特許が遠隔診療用の聴診器に関連しますか?」という意味で、「site:」以降の「patents.google.com」は、Googleが各国の特許公報の情報を全文テキストを含めて幅広く収集しているサイトで、今回入力した質問では、このサイトに限定して検索するということを表しています。検索サイトを限定することで、特許情報だけを検索対象に含めることができます。

上の画面が出てきましたか? 件数を見ると、1730件の特許がヒットしています。

ヒットした特許のタイトルを眺めてみると、質問で入力した「Telemedicine」だけでなく、「語尾が変化した「Telemedical」や、その他にも「Electronic」、「Digital」、「Wireless」、「Remote」などの関連しそうなキーワードが見えてきます。

次に、特許専門のデータベースでこれらのキーワードについて検証してみたいと思います。

2. 特許データベース(Espacenet)で検索する

ここでは、欧州特許庁が運営する特許データベース “Espacenet” で検索してみます。

この “Espacenet”は運営は「欧州」特許庁ですが、ヨーロッパの特許だけでなく、米国や日本、中国も含めて多くの国の特許を収録している、無料で使えるデータベースの中では最強のデータベースです。

まずは、Espacenetにアクセスしてください。(https://worldwide.espacenet.com/patent/

「Enter your search terms」と書いてあるボックスに下記のように入力します。

ctxt=("telemedicine" prox/distance<10 "stethoscope")

なんか呪文のようですが、これは特許明細書クレーム、タイトル、要約の中で「Telemedicine」と「Stethoscope」が10語以内に記載されているものを検索するという意味になります。

これで検索すると下記のようになります。

21件ヒットしました。

同じように、他の関連キーワードでも試してみた結果が下記になります。

  • ctxt=(“telemedical” prox/distance<10 “stethoscope”) 2件
  • ctxt=(“electronic” prox/distance<10 “stethoscope”) 1025件
  • ctxt=(“digital” prox/distance<10 “stethoscope”) 284件
  • ctxt=(“wireless” prox/distance<10 “stethoscope”) 283件
  • ctxt=(“Remote” prox/distance<10 “stethoscope”) 128件

関連キーワードを追加するだけで、より多くのヒットが得られることがわかりました。

3. まとめ

今回、検索の関連キーワードを探すという作業をGoogleを使って行いましたが、この作業は以前はかなり検索者の経験や時間が必要になることでした。

この作業が誰にも簡単に出来るようになった背景には、2019年10月にGoogleが採用した「BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)」という新しい自然言語処理技術の力によるところが大きいと思われます。(技術内容を詳しく知りたい方は解説しているブログが沢山あるので、「BERT,Google」で調べてみて下さい)

人工知能は検索者の意図(文脈)を汲み取って、的確に必要な情報を提供できるようになって「検索」という作業がとても身近になったと思います。

ただ、弊社でも特許調査を行っていますが、「網羅的」に漏れなく調べるとなると、まだ人の手が必要が必要であると感じています。

私自身も上手く人工知能を生かしつつ、これからもより良い検索方法を考えていきたいと思います。

デジタルヘルス新着特許リスト(2020.11.20-2020.11.26)

デジタルヘルス技術に関連して、最近一週間に日本で公開された特許出願のリストを本ブログで毎週公開しています。(無料)

今週は第4回です。(11月20日~11月26日)

調査データベース:J-PlatPat

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デジタルヘルス新着特許リスト(2020.11.13-2020.11.19)

デジタルヘルス技術に関連して、最近一週間に日本で公開された特許出願のリストを本ブログで毎週公開しています。(無料)

今週は第三回です。(11月13日〜11月19日)

調査データベース:J-PlatPat

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デジタルヘルス新着特許リスト(2020.11.6-2020.11.12)

先週から、デジタルヘルス技術に関連して、最近一週間に日本で公開された特許出願のリストを本ブログで毎週公開しています。(無料) 

今週は第二弾です。(11月6日〜11月12日)

調査データベース:J-PlatPat

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デジタルヘルス新着特許リスト(2020.10.30-2020.11.5)

今週から、デジタルヘルス技術に関連して、最近一週間に日本で公開された特許出願のリストを本ブログで毎週公開します。(無料)

調査データベース:J-PlatPat

第一弾は2020年10月30日〜11月5日です。下記「ダウンロード」ボタンをクリックすると、PDFファイルをダウンロードできます。PDFファイル内の「文献番号」のリンクを開くと、J-PlatPatで詳細な内容を確認できます。

ご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい。

デジタルヘルスの技術動向を調べるには?ー特許検索がオススメ

『どの企業がデジタルヘルス等の新しい技術に参入しようとしているか?』例えばそんな事を調べたいと思った時、皆さんならどうしますか?

そのような時、とりあえず、Google検索してみるのもありですが、ここでは特許検索をしてみるという方法をご紹介したいと思います。

特許というと、他の会社に真似されないように取得しておくものというイメージが強いですが、一定期間独占権を与えるのと引き換えに、新しい発明を人類共通の財産として世の中に公開する事を促す制度という性格があります。

このことから、特許出願の時に特許庁に提出する特許明細書という書類には、独占期間が終わった後に誰もが発明を実施できるように、事細かに発明を実施するための手法が記載されています。

なお、特許法によると、この特許明細書は出願から1年6ヶ月後に『特許公開公報』として公開される訳ですが、この『特許公開公報』は日本では、特許庁関連の独立行政法人である「工業所有権情報・研修館」という所が公開しているJ-PlatPat <https://www.j-platpat.inpit.go.jp> というサイトで検索して内容を見ることができます。(無料)

「ヘルプ」に検索の仕方等が記載されていますので、ご興味がある方は是非見に行って検索してみて下さい。新しい技術を開発するにはどの会社と手を組んだら良いか?とか新しい発明のタネが見つかるかも知れません。

次回以降では具体的にJ-PlatPatでデジタルヘルス技術を簡単に検索する方法をご紹介したいと思います。

土浦市民になりました…

昨日、引越しに伴って車のナンバープレートを交換をしに土浦の陸運局まで行ってきました。
大好きな車のナンバーを変えると引っ越してきたんだーって実感が湧きますよね。

引っ越す前は前職の会社の近くの品川に住んでいました。この話をすると、必ず聞かれる質問があります。

「あなたはナゼ土浦に?」(某番組風)

そのような時は一応、「環境が良かったから」とか答えますが、18年勤めた会社を退職して人生をリセットしてまで移住させる何がここ土浦にあったのかを考えると、正直自分でもよくわかりません。ビビビ(古っ)としか・・。

でも、今はオンライン会議システムなど便利なツールがあるのでどこでも場所を選ばずに仕事をできます。弊社でもZoomを使ってお気軽にご相談頂けますので、宜しくお願いいたします。